EVENTインタビュー

歴史を彩るキーパーソンたち

天神コアのファッション・カルチャーを語る上で欠かせない、キーパーソンにインタビュー。
各時代における印象的な出来事をお届けします。

Q1 天神コアとのエピソードを教えてください

オープン初日の様子が特に印象深いですね。もともと大名エリアで多い時では3店舗を運営していたのですが、近隣の路面店が次々と駅周辺やビル内に移ったこともあり、マーケットの変化に対応するべく、2009年に天神コアに移転しました。「WEGO」と若槻千夏さんが手がけていた「W♡C」の2ブランドを同時にオープンしたのですが、入場待ちの列が5階から地下まで続き、閉店間際まで待ってくださるお客様もいたと聞いています。

Q2 ここで手にした大切なものは

全国でもトップクラスの売上高を作る店舗に成長したことです。2011年の増床が1つの大きな分岐点になり、レディス区画を拡大したことで売上が劇的にアップしました。レディスに強い施設ということもあり、現在はレディスとメンズがおよそ6:4の割合で商品を展開しています。また、ポップアップ区画を利用して「W♡C」や渡辺直美さんプロデュースの「PUNYUS」、「DING」、「VINTAGE」を展開し、コンテンツの内容も濃く充実したものになりました。さらに、コラボ商品や来店イベントを積極的に行うことで表現の幅が広がり、自分達がやりたいことをしっかりと発信できる場になったと思います。

Q3 天神コアと言えば何でしょう

福岡のトレンド発信の中心であるという、確固たるプライドを持った施設ですね。だからこそ、ファッションへの強い関心やアンテナを張った若い世代が自然と集まってくるのだと思います。近隣にファッションビルや百貨店などの競合施設がひしめく中、若者の聖地であり続けるところは、常に最新のトレンドを発信していこうとする「WEGO」のビジョンともつながります。

Q4 天神コアのその先に期待すること

「訪れるだけで楽しく、いるだけで発見があるような、お客様に寄り添った施設であってほしいと思います。ファッションのトレンドは、リアルなお客様の声から生まれます。例えば、今年はニットベストがトレンドということで、「WEGO」でも多数展開しましたが、では実際に着る時に、パーカーを合わせるのか、シャツなのか、カットソーなのかというところまでは、いくらデータを見ても予測できませんでした。そこでお客様に実際に尋ねてみて、スタイリング提案の方向性を決めていきました。これから新たなビジネスモデルが生まれていくとともに、多様なアプローチも必要になると思いますが、お客様の声に耳を傾けつつ、バラエティに富んだインパクトのある施設になることを期待しています。